Labiteお問い合わせ
未経験公開日更新日

未経験Webエンジニア転職が決まらない5つの原因と対策

未経験Webエンジニア転職が決まらない5つの原因と対策

この記事でわかることsummary

  • 未経験Webエンジニアの転職が決まらない本当の理由
  • 書類選考・面接で落ちる人の共通点
  • 内定率を上げるポートフォリオ・応募戦略
  • SES・受託・自社開発の現実的な選び方
  • 転職活動を成功させるために今日からできる改善策

未経験Webエンジニアの転職が決まらないのはなぜ?まず知るべき現実

「未経験からWebエンジニアを目指して、毎日コードを書いてきた」。それなのに転職が決まらない。返ってくるのはお祈りメールばかり。頑張っているのに前に進まない感覚は、本当に苦しいものです。私自身も未経験から転職したとき、内定が出るまで何度も落ち続けました。だからこの焦りは、痛いほど分かります。

ただ、最初に知ってほしいことがあります。転職が決まらないのは、あなたの努力が足りないからではありません。多くの場合、努力の「方向」が少しズレているだけです。方向さえ直せば、結果は変わり始めます。

未経験採用はあるが誰でも受かるわけではない

まず現実を整理します。未経験歓迎の求人は、確かに存在します。しかし「未経験歓迎」は「誰でも採用」という意味ではありません。企業が見ているのは、入社後に伸びそうかという一点です。今のスキルが完璧である必要はありません。ですが、学び続けられる姿勢と最低限の基礎は求められます。ここを勘違いすると、応募と不採用を延々と繰り返してしまいます。

「エンジニア不足=未経験歓迎」ではない理由

「IT人材は不足している」とよく言われます。これは事実です。ただ、不足しているのは即戦力に近い人材です。企業は教育コストをかけたくないのが本音です。未経験者を採るのは、育てる余裕と意欲がある一部の企業に限られます。つまり倍率は決して低くありません。「人手不足だから受かるはず」と考えると、現実とのギャップに苦しみます。

転職が長引いても焦りすぎなくていい理由

未経験からの転職は、時間がかかって当たり前です。数ヶ月かかる人も珍しくありません。焦って応募数だけを増やすと、一社ごとの準備が雑になります。結果、質が下がり、また落ちる。この悪循環が一番危険です。大事なのは、落ちた理由を一つずつ潰していくことです。

まずは「量」ではなく「一社ごとの改善」に意識を切り替えましょう。

未経験Webエンジニアの転職が決まらない5つの原因

ここからは、転職が決まらない典型的な原因を5つに絞って解説します。自分に当てはまるものがないか、チェックしながら読んでみてください。原因が分かれば、対策は必ず打てます。

① ポートフォリオが量産型になっている

スクールの課題や、チュートリアルそのままの作品。これを「量産型ポートフォリオ」と呼びます。採用担当は、同じような作品を何十個も見ています。だから一目で「またこれか」と分かってしまいます。技術力そのものより、あなたらしさや工夫が見えないことが評価を下げます。

こちらもチェック未経験がオリジナルアプリを作る3ステップ未経験がオリジナルアプリを作る3ステップ

② 応募数・応募先が偏っている

人気の自社開発企業だけに応募していませんか。そこは経験者も殺到する激戦区です。未経験で受かるのは至難の業です。逆に、数だけ増やして手当たり次第に送るのも危険です。応募先の「幅」と「相性」を意識しないと、労力が空回りします。

③ 志望動機がテンプレートになっている

「成長したい」「モノづくりが好き」。この志望動機、どこかで見た気がしませんか。テンプレートは中身が空っぽに見えます。なぜその会社なのか、なぜエンジニアなのか。あなた個人の理由が語れないと、印象に残りません。

④ 前職経験をアピールできていない

未経験者ほど「実務経験がない」と引け目を感じます。しかしそれは間違いです。前職で培った力は、立派な武器になります。接客経験ならコミュニケーション力。事務経験なら正確さと段取り力。これらは開発現場でも必ず活きます。伝え方次第で評価は大きく変わります。

⑤ 学習内容と企業が求めるスキルにズレがある

流行りの言語を学んだのに、求人が少ない。よくある失敗です。学習を始める前に、求人票を見て逆算するのが正解です。たとえばWeb系のバックエンドなら、PHPやRubyの求人が根強くあります。市場が求めるスキルを学ぶだけで、応募できる企業数は変わります。

比較項目落ちる人受かる人
ポートフォリオチュートリアルのまま独自機能・改善の跡がある
応募先人気企業だけに集中相性で幅広く選ぶ
志望動機どの会社でも通る内容その会社を選んだ理由が明確
前職経験「関係ない」と切り捨てる強みとして言語化する
学習内容流行りだけで選ぶ求人から逆算して選ぶ

当てはまる項目があったなら、それがあなたの伸びしろです。今日から一つ直していきましょう。

【自己診断】未経験Webエンジニアの転職が決まらない人チェックリスト

原因が分かったら、次は自己診断です。どの段階でつまずいているかで、打つ手は変わります。書類・面接・ポートフォリオの3つに分けて見ていきましょう。

書類選考で落ちる人の特徴

  • 職務経歴書がスキルの羅列だけになっている
  • ポートフォリオのURLやGitHubを載せていない
  • 志望動機がどの企業にも使い回せる内容
  • 誤字脱字が残ったまま提出している

面接で落ちる人の特徴

  • 作ったものの「工夫した点」を説明できない
  • 質問への答えが長すぎて要点が伝わらない
  • 「なぜエンジニアか」を自分の言葉で語れない
  • 逆質問を用意していない
こちらもチェック未経験Webエンジニア面接の答え方・逆質問集未経験Webエンジニア面接の答え方・逆質問集

ポートフォリオで評価されない人の特徴

  • READMEがなく、使い方や意図が伝わらない
  • コミット履歴が一括ドンで、開発過程が見えない
  • デプロイされておらず、実際に動かせない
  • 誰かの作品と機能がほぼ同じ
こちらもチェックGitは転職にどこまで必要?評価されるGitHubの整え方Gitは転職にどこまで必要?評価されるGitHubの整え方

あなたはいくつ当てはまる?

合計でいくつチェックが付いたでしょうか。0〜2個なら、方向は悪くありません。あと一歩の詰めで結果が変わります。3個以上なら、改善の余地が大きいサインです。落ち込む必要はありません。伸びしろが多いと考えればいいのです。

3つ以上当てはまるなら、改善を始めましょう。まずはポートフォリオの見直しからで十分です。

チェックが多かった項目こそ、次の章で優先して直すポイントです。

未経験Webエンジニアの転職が決まらない状況を変える7つの改善策

ここが本記事の核心です。診断で見つかった弱点を、具体的な行動に変えていきます。全部を一度にやる必要はありません。できるものから一つずつで大丈夫です。

① ポートフォリオに独自機能を追加する

量産型から抜け出す一番の近道です。既存のアプリに、あなたなりの機能を一つ足しましょう。たとえばToDoアプリなら、キーワード検索機能。難しく考えなくて大丈夫です。私が現場で書くのも、こうした地味な機能の積み重ねです。

PHP
// 検索機能の例(Laravel)
// キーワードを含むタスクだけを取り出す
$tasks = Task::where('title', 'like', "%{$keyword}%")->get();

この数行でも「自分で考えて実装した」証拠になります。面接で語れるネタが一つ増えます。

こちらもチェック未経験向けポートフォリオのアイデアの出し方未経験向けポートフォリオのアイデアの出し方

② GitHubで学習履歴を見える化する

コードは完成品だけでなく、過程も評価されます。こまめにコミットして、開発の足跡を残しましょう。小さな単位で保存する習慣は、現場でも必須です。

Bash
# 機能ごとに小さくコミットして履歴を残す
git add .
git commit -m "タスクの検索機能を追加"
git push origin main

緑の草(コミット履歴)が積み重なると、継続力の証明になります。

③ 技術記事を書いてアウトプットする

学んだことをブログや技術サービスにまとめましょう。人に説明できて初めて、理解したと言えます。記事は「学び続けている姿勢」の証明にもなります。採用担当がそれを読んで、興味を持つこともあります。

④ 応募する企業を見直す

人気企業だけに絞っていたなら、視野を広げましょう。SESや受託も、実務経験を積む立派な入り口です。まず現場に入り、経験を武器に次へ進む道もあります。最初の一社で全てが決まるわけではありません

⑤ 面接回答を録音・改善する

面接は、練習した分だけ上達します。自分の回答をスマホで録音してみてください。聞き返すと、話が長い、要点がない、と気づけます。自分の弱点を客観的に見る、一番安上がりな方法です。

⑥ 前職経験を武器として伝える

前職の経験は、必ず言語化しておきましょう。「接客で培った傾聴力を、要件定義で活かせます」。このように、開発現場とつなげて語るのがコツです。未経験でも「一緒に働けそう」と思わせられます。

⑦ エージェントを複数利用する

一人で抱え込むと、視点が偏ります。転職エージェントは、書類添削や求人紹介をしてくれます。相性もあるので、複数登録して比べるのが賢い使い方です。合わなければ使わなければいいだけです。

期間やることゴール
〜30日ポートフォリオに独自機能を追加/READMEを整備「見せられる」作品にする
〜60日技術記事の投稿/面接回答の録音と改善語れるエピソードを増やす
〜90日応募先の幅を広げる/エージェント複数活用内定率の高い応募に絞る

まずは30日の欄から。今日はREADMEを1行書くだけでも前進です。

未経験WebエンジニアはSES・受託・自社開発どこを目指すべき?

「自社開発以外は行きたくない」。その気持ちも分かります。ですが、それだけで応募先を狭めるのは、もったいない選択です。それぞれの働き方には、メリットもデメリットもあります。フラットに比べてみましょう。

SESのメリット・デメリット

SESは、客先に常駐して開発を行う働き方です。未経験の入り口として門戸が広いのが強みです。さまざまな現場を経験でき、スキルの幅が広がります。一方で、案件によって仕事内容が大きく変わります。開発以外の業務に回される可能性もあります。会社選びと案件の見極めが重要です。

受託開発の特徴

受託は、他社から依頼された開発を請け負う形です。要件定義から納品まで、一連の流れを経験できます。納期のプレッシャーはありますが、実力は着実に付きます。クライアントとのやり取りで、提案力も鍛えられます。

自社開発企業の難易度

自社開発は、人気が高く倍率も高めです。同じサービスを長く育てられる魅力があります。ただし未経験からいきなりは、狭き門です。SESや受託で経験を積み、転職する人も多くいます。最初の一社にこだわりすぎないのが現実的です。

最初の会社選びで失敗しない考え方

大事なのは「そこで何が学べるか」です。給与や知名度より、成長環境を優先しましょう。コードレビューがあるか、教育体制があるか。ここを面接で確認するだけで、失敗はぐっと減ります。

項目SES受託自社開発
未経験の入りやすさ入りやすい普通難しい
経験できる幅現場により広い開発全般自社サービス中心
身につく力環境適応・幅広さ納品力・提案力サービス改善力
注意点案件の見極め納期の厳しさ高い倍率

「どこなら経験を積めるか」で選べば、遠回りに見えて最短になります。

こちらもチェック入ってはいけないWebエンジニア現場の見分け方入ってはいけないWebエンジニア現場の見分け方

未経験Webエンジニア向けおすすめ転職サービス

改善策を実行したら、力を貸してくれる味方を増やしましょう。転職エージェントは、未経験者ほど使う価値があります。気になるサービスは、まず無料登録して比較するのがおすすめです。

エージェントを使うメリット

エージェントは、非公開求人を紹介してくれます。書類の添削や面接対策もしてくれます。何より、落ちた理由を客観的に教えてもらえます。一人では気づけない改善点が見つかります。

未経験向け転職サービスの選び方

選ぶ基準は、未経験サポートの手厚さです。IT・Web業界に強いかどうかも確認しましょう。担当者との相性も、成果を左右します。合わないと感じたら、遠慮なく変更を申し出て構いません。

チェック項目見るポイント
未経験サポート書類添削・面接対策があるか
取扱い求人Web・IT系の求人が豊富か
担当者の質希望を汲み取ってくれるか
サポート範囲入社後のフォローがあるか

複数登録がおすすめな理由

一社だけだと、求人も視点も偏ります。複数登録すれば、求人を比較でき、担当者も選べます。手間は増えますが、それ以上の見返りがあります。

まずは2〜3社に登録して、相性のいい担当者を見つけましょう。

未経験Webエンジニアの転職が決まらない人によくある質問(FAQ)

最後に、よく寄せられる質問に答えます。同じ悩みを抱える人は、たくさんいます。

Q1. 未経験からWebエンジニアへの転職は何ヶ月くらいかかりますか?

人によって差が大きく、一概には言えません。学習期間を含めると、数ヶ月から1年ほどかかる人もいます。大切なのは期間よりも、改善を止めないことです。焦らず、質を上げていきましょう。

Q2. 書類選考で全く通らない原因は何ですか?

多くは、ポートフォリオと志望動機に原因があります。作品のURLがない、動機が使い回し。この2つを直すだけで、通過率は変わります。まずは1社ぶんを丁寧に作り込んでみてください。

Q3. スクールのポートフォリオだけでは厳しいですか?

そのままだと、量産型と見られやすいのは事実です。ただ、独自機能を一つ足すだけで印象は変わります。ゼロから作り直す必要はありません。「自分で考えた跡」を一つ残しましょう。

Q4. 資格とポートフォリオはどちらを優先すべきですか?

迷ったら、ポートフォリオを優先しましょう。資格は知識の証明にはなります。ですが実務では「作れること」が重視されます。

比較資格ポートフォリオ
示せること知識があること実際に作れること
現場での評価補助的重視されやすい
おすすめ度余力があればまず優先

Q5. 30代未経験でも自社開発企業に転職できますか?

可能性はゼロではありません。ただ、20代より難易度が上がるのは事実です。まずSESや受託で経験を積む道が現実的です。前職経験を強みに変えられれば、十分に戦えます。

気になる疑問が解けたら、あとは一つ行動を起こすだけです。

まとめ|未経験Webエンジニアの転職が決まらないなら努力の方向を見直そう

ここまで、転職が決まらない原因と改善策を見てきました。最後に、要点を振り返ります。

今日からできる改善ポイント

  1. ポートフォリオに独自機能を一つ追加する
  2. GitHubで学習の過程を見える化する
  3. 前職経験を、開発に結びつけて言語化する

どれも、今日から着手できることばかりです。全部やる必要はありません。まず一つで十分です。

転職活動は「量」より「改善」

応募数を増やすより、一社ごとの質を上げる。落ちた理由を潰していけば、結果は必ず動きます。転職が決まらない今は、伸びしろが多いだけです。方向を直せば、道は開けます。

一人で悩まず相談できる環境を使おう

一人で抱え込むと、視野が狭くなります。エージェントや先輩エンジニアに、遠慮なく頼りましょう。客観的な視点が、突破口になります。転職活動を一人で進めるより、プロに相談した方が早く改善点が見つかるケースもあります。

読み終えた今このタイミングで、一つだけ行動を起こしてみてください。

Labite運営者 しゅう

しゅう

Webエンジニア | Labite運営者

未経験からWebエンジニアになり、PHP・Laravel・JavaScriptを用いた実務経験をもとに、学習・開発・キャリア情報を発信しています。

プロフィールを見る
ゴール
0%
読書の進み具合