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実務2年目で転職を考え始めた人へ

実務2年目で転職を考え始めた人へ

この記事でわかることsummary

  • 実務2年目で感じる不安の正体と、その整理のしかた
  • 「転職したい理由」を給料・技術・環境・人間関係の4つに分解する方法
  • 成長できる会社と、いるだけで市場価値が下がる危険な会社の見分け方
  • 転職する前にやるべき準備(職務経歴書・求人票100件・市場価値チェック)
  • 焦らず動くベストタイミングと、「選べる自分」になるための一歩

仕事には慣れた。でも、ふと不安になる。「このままでいいのかな」と。

夜、こっそり転職サイトを開いた経験はありませんか。

その気持ち、痛いほど分かります。私もまったく同じでした。

この記事は、実務2年目で立ち止まってしまったあなたのために書きました。転職するべきか。今のままでいいのか。答えを出す前に、一緒に整理していきましょう。

実務2年目、私は転職サイトを見始めた

仕事には慣れてきた

実務1年目は、毎日が必死でした。エラーが出るたびに手が止まる。先輩に質問するのも緊張する。そんな日々です。

でも2年目に入ると、景色が変わります。簡単なタスクなら、もう調べなくてもできる。バグが出ても、慌てなくなる。コードレビューで指摘される回数も減ってきました。

「自分、少しは成長したかも」。そう思えた瞬間は、確かに嬉しかったです。

でも、慣れには落とし穴があります。慣れた仕事は、成長が止まりやすいのです。同じことを繰り返すだけの毎日。気づけば、新しい技術に触れていない。そんな自分に、ある日ハッとしました。

まずは「最近、新しく覚えた技術はあるか」を思い出してみてください。

でも将来が見えなかった

慣れてくると、今度は別の不安が出てきます。「3年後、自分はどうなっているんだろう」という不安です。

私の職場には、ロールモデルがいませんでした。5年先輩を見ても、給料はそれほど変わらない。やっている仕事も、大きくは違わない。「この延長線上に、なりたい自分はいるのか」。正直、見えませんでした。

将来が見えないと、人は不安になります。これは弱さではありません。先を考えられるようになった、成長の証拠です。

あなたが今いる会社の「5年上の先輩」を、一度思い浮かべてみてください。

周りと比べて焦り始めた

SNSを開くと、同年代のエンジニアが目に入ります。「年収100万アップで転職しました」。「モダンな技術スタックの会社に入りました」。そんな投稿です。

それを見るたびに、胸がざわつきました。自分だけ置いていかれている気がする。焦りで、夜も眠れない日がありました。

でも、ここで知ってほしいことがあります。SNSは、いい部分しか映りません。比べる相手は、他人ではなく「過去の自分」で十分です。

焦りを感じたら、まず深呼吸。そして、半年前の自分と今を比べてみましょう。

「転職したい」と思う理由を整理してみた

「転職したい」という気持ちは、ひとつの感情ではありません。いくつもの不満が、混ざり合っています。だから私は、紙に書き出して分解しました。

給料への不満

一番分かりやすいのが、給料です。「仕事量は増えたのに、給料は変わらない」。そう感じる人は多いはずです。

私もそうでした。残業しても手取りは増えない。昇給は年に数千円。これでは未来が描けません。

ただし、注意点があります。給料は「不満の入り口」になりやすいのです。本当の悩みが、給料という形で見えているだけかもしれません。

今の自分の給料を、まず正直に書き出してみてください。

技術への不満

次に多いのが、技術の不満です。「古い技術しか触れない」「新しいことに挑戦できない」というものです。

たとえば、世の中ではモダンな開発が進んでいる。なのに自分の現場は、何年も同じやり方のまま。これでは市場で戦えなくなる、と不安になります。

この不満は、わりと健全です。学びたいという意欲の裏返しだからです。

「本当はどんな技術を触りたいのか」を、言葉にしてみましょう。

環境への不満

環境への不満も見逃せません。レビューがない。教えてくれる先輩がいない。仕組みが整っていない。こうした環境では、自力での成長に限界があります。

特に一人で開発を任される現場は要注意です。一見、自由で楽しそうに見えます。でも、誰からもフィードバックがもらえません。間違ったやり方のまま、何年も走ってしまう危険があります。

あなたの現場に「学べる仕組み」があるか、思い返してみてください。

人間関係への不満

最後は人間関係です。これは、転職理由の本音になりやすい部分です。

質問しづらい空気。高圧的な先輩。相談できない雰囲気。こうしたストレスは、毎日少しずつ心を削ります。

人間関係の悩みは、軽く見てはいけません。ただし、転職しても、人間関係はゼロにはならないことも覚えておきましょう。

不満を4つに分けて、どれが一番つらいか順位をつけてみてください。

こちらもチェック実務1年目で成長が止まる人の共通点実務1年目で成長が止まる人の共通点

転職する前に確認してほしいこと

不満を整理したら、すぐ転職、ではありません。その前に、立ち止まって確認してほしいことがあります。これをやるだけで、後悔がぐっと減ります。

本当に会社が原因なのか

不満があると、つい「会社が悪い」と思いがちです。でも、本当にそうでしょうか。

たとえば「成長できない」という悩み。会社のせいに見えて、実は自分が業務外で学んでいないだけ、ということもあります。私自身、そうでした。

これは自分を責める話ではありません。原因を正しく見極めると、打つ手が変わるという話です。会社が原因なら転職。自分が原因なら行動。切り分けが大事です。

不満のうち「会社のせい」「自分のせい」を、それぞれ書き出してみましょう。

自分に足りないものは何か

次に、自分に足りないものを考えます。これは少し痛い作業です。でも、避けては通れません。

たとえば、設計の知識。テストの書き方。チーム開発の経験。足りないものは、人それぞれです。

ここで大事なのは、足りなさを「欠点」ではなく「伸びしろ」と捉えることです。足りないと分かれば、埋められます。気づいていないことが、一番こわいのです。

「今の自分に足りないスキル」を、3つだけ挙げてみてください。

環境を変えれば解決する問題なのか

最後に、こう自問します。「これは、環境を変えれば解決するのか」と。

たとえばレビュー文化がない悩み。これは転職で解決します。会社の仕組みの問題だからです。一方、「基礎力が足りない」悩み。これは転職しても、ついて回ります。

転職で解ける問題と、解けない問題を分ける。これができると、判断がぶれません。

あなたの悩みは、どちらのタイプか。一度仕分けしてみましょう。

成長できる会社の共通点

では、どんな会社なら成長できるのか。私が求人を100件見て、現場の人に話を聞いて分かった共通点を紹介します。4つあります。

レビュー文化がある

一番大事なのが、コードレビューです。レビューとは、書いたコードを他人が確認することです。

レビューがある現場では、毎日が学びです。「この書き方の方がいい」「ここは危険」。そんな指摘が、自然に積み重なります。レビューは、無料の研修のようなものです。

面接で「コードレビューはどう運用していますか」と聞いてみてください。

質問しやすい

質問のしやすさも重要です。分からないことを、すぐ聞ける。それだけで成長速度が変わります。

逆に、質問しづらい空気の現場はつらいです。一人で何時間も悩む。聞けずに溜め込む。これでは前に進めません。

「質問は成長のチャンス」と考える会社を選びましょう。

面接では、雰囲気や話しやすさもしっかり観察してみてください。

技術共有がある

技術共有がある会社も狙い目です。勉強会、社内発表、ドキュメント文化。こうした仕組みがあると、知識が組織に溜まります。

一人で学ぶより、みんなで学ぶ方が速い。これは間違いありません。学びが当たり前の文化に身を置くと、自然と成長します。

「社内勉強会はありますか」も、面接で聞ける良い質問です。

挑戦の機会がある

最後は、挑戦の機会です。新しい技術を試せる。手を挙げれば任せてもらえる。そんな環境は、人を伸ばします。

守りに入った会社では、同じ仕事の繰り返しです。挑戦できる環境こそ、市場価値を上げる場所です。

「若手にどんな挑戦の機会がありますか」と、ぜひ聞いてみましょう。

逆に危険な環境の特徴

良い会社の逆が、危険な会社です。ここに長くいると、知らないうちに市場価値が下がります。4つの特徴を挙げます。

誰もコードレビューしない

一番危ないのが、レビューがない環境です。書いたコードを、誰も見ない。指摘もされない。一見、楽に思えます。

でも、これは怖いことです。間違ったやり方のまま、何年も過ぎてしまうからです。自分のクセに、自分では気づけません。

もし今、レビューがない現場なら、要注意です。

属人化が激しい

属人化とは、「その人にしか分からない状態」のことです。Aさんしか触れないシステム。ドキュメントもない。これが属人化です。

属人化が激しい現場では、学びが共有されません。それぞれが孤立して、ブラックボックスを抱えます。チームで成長する文化が育たないのです。

「この仕事、自分しか分からないな」と感じたら、危険信号です。

成長機会が少ない

成長機会の少なさも問題です。同じ作業の繰り返し。新しい技術に触れない。挑戦もさせてもらえない。

こういう環境は、居心地はいいかもしれません。でも、時間だけが過ぎていきます。気づけば、何のスキルも増えていない。これが一番こわい未来です。

この1年で増えたスキルを、指折り数えてみてください。

評価基準が不透明

最後は、評価基準の不透明さです。「何をすれば評価されるのか分からない」。そんな会社は、頑張りが報われにくいです。

上司の気分で評価が決まる。年功序列で給料が決まる。これでは、努力の方向が定まりません。透明な評価は、成長の地図になります。

今の会社の評価基準を、あなたは説明できますか。一度考えてみましょう。

年収が上がる人は何をしているのか

同じ実務2年目でも、年収が上がる人と上がらない人がいます。その差はどこにあるのか。共通点は3つでした。

市場価値を理解している

年収が上がる人は、自分の市場価値を知っています。市場価値とは、「他の会社からいくらで評価されるか」のことです。

今の会社の給料は、今の会社の基準にすぎません。外に出れば、評価は変わります。それを知っている人は、強いです。交渉もできます。

転職サイトで、自分の経歴に近い求人の年収を見てみてください。

業務外でも学習している

年収が上がる人は、仕事の外でも学びます。とはいえ、毎日何時間も、ではありません。1日30分でも十分です。

大事なのは、続けることです。業務だけでは触れない技術を、自分で補う。この積み重ねが、数年後に大きな差になります。

今日から1日15分、学ぶ時間を作ってみませんか。

成果を言語化できる

最後は、成果の言語化です。「何をして、どんな結果を出したか」を、言葉で説明できる力です。

たとえば「処理を改善して、表示速度を2倍にした」。こう言えると、評価されます。逆に「なんとなく頑張った」では、伝わりません。成果は、語れて初めて価値になるのです。

直近の仕事の成果を、ひとつ言葉にしてみてください。

私が転職活動前にやったこと

ここからは、私が実際にやったことを紹介します。転職を決める前に、です。この3つをやって、頭の中がスッキリ整理されました。

職務経歴書を書いてみた

最初にやったのが、職務経歴書を書くことです。応募するためではありません。自分の棚卸しのためです。

書いてみると、いろいろ見えてきます。意外とやってきたこと。逆に、語れることが少ない部分。両方が、はっきりします。

これは転職する人だけのものではありません。今いる人にも効きます。まずは1枚、書いてみてください。

求人票を100件見た

次に、求人票をひたすら見ました。その数、100件です。応募はしません。ただ見るだけです。

100件も見ると、感覚が変わります。「この技術が求められている」「この経験は価値がある」。市場の声が、肌で分かってきます。見るだけでタダなのに、得られるものは大きいのです。

今週、まずは求人票を10件、眺めてみましょう。

市場価値を調べた

最後に、自分の市場価値を調べました。スカウトサービスに登録して、どんなオファーが来るかを見たのです。

結果は、思っていたより悪くありませんでした。それだけで、自信になりました。自分の値段を知ると、不安が減るのです。今すぐ転職しなくても、知っておく価値があります。

市場価値を測るサービスに、登録だけでもしてみてください。

こちらもチェック入ってはいけないWebエンジニア現場の見分け方入ってはいけないWebエンジニア現場の見分け方

求人票を見るだけで見える世界が変わる

求人票は、情報の宝庫です。応募しなくても、見るだけで多くを学べます。何が見えるのか、3つに分けて説明します。

求められる技術

まず分かるのが、今求められている技術です。多くの求人に出てくる言葉は、市場が欲しがっているスキルです。

逆に、どこにも出てこない技術もあります。それは、需要が減っているのかもしれません。求人票は、市場のリアルな声です。学ぶべき方向が、見えてきます。

気になる求人の「必須スキル」欄を、メモしてみてください。

年収レンジ

年収レンジも見えてきます。「この経験で、この年収か」という相場感です。

これを知ると、自分の給料が高いのか低いのか分かります。今が低いと分かれば、動く理由になります。相場を知らずに、安く働き続けるのは、もったいないことです。

同じ経験年数の求人で、年収の幅を確認してみましょう。

市場のトレンド

たくさん見ると、トレンドも見えます。今、どんな人材が求められているか。どんな働き方が増えているか。

リモートの有無。求められる役割の変化。こうした流れは、求人票に表れます。トレンドを知ると、先回りで動けるようになります。

月に一度は求人票を眺めて、流れを感じる習慣をつけましょう。

転職活動を始めるベストタイミング

転職には、いいタイミングがあります。多くの人が、ここを間違えます。私も危うく間違えるところでした。

転職したい時ではない

意外かもしれません。「転職したい」と強く思った時は、実はベストではないのです。

なぜか。その時は、たいてい追い詰められているからです。不満が爆発している。早く逃げたい。そんな状態では、冷静に選べません。焦りで決めると、後悔しやすいのです。

今、追い詰められて転職を考えているなら、一度深呼吸しましょう。

選べる状態になった時

ベストなのは、「選べる状態」になった時です。複数の選択肢がある。どこからもオファーが来る。そういう状態です。

選べる状態だと、強気でいられます。条件を比べて、納得して決められます。妥協で選ぶ必要が、ありません。これが理想です。

「いつでも選べる自分」を、まずは目指してみてください。

余裕がある時こそ動く

だからこそ、余裕がある時に動くべきです。追い詰められる前に、準備を始めるのです。

職務経歴書を整える。市場を見る。スキルを磨く。これらは、今すぐできます。余裕がある時の準備が、いざという時の武器になります。

切羽詰まる前の今こそ、準備を始める絶好のタイミングです。

実務2年目はキャリアを考える分岐点

実務2年目は、大事な分かれ道です。ここでの選択が、数年後を決めます。道は、ひとつではありません。3つあります。

現職で伸びる道

ひとつ目は、今の会社で伸びる道です。転職だけが正解ではありません。

今の環境に、まだ学べることがあるかもしれません。手を挙げれば、新しい仕事を任されるかもしれません。環境を変える前に、今の環境を使い切る。これも立派な選択です。

今の会社で「まだやれること」がないか、探してみてください。

転職で伸びる道

ふたつ目は、転職で伸びる道です。今の環境に限界があるなら、これが有効です。

レビュー文化のある会社。挑戦できる会社。そういう場所に移れば、成長は加速します。環境は、成長の土台です。土台が悪ければ、変える価値があります。

「環境さえ変われば伸びる」と思うなら、準備を始めましょう。

副業で伸びる道

3つ目は、副業で伸びる道です。意外と見落とされがちです。

本業を続けながら、外で小さく挑戦する。新しい技術を試す。実績を作る。リスクを抑えて、市場価値を上げられる方法です。転職せずに視野を広げられます。

小さな副業案件を、ひとつ探してみるのもおすすめです。

まとめ|転職するかより、成長できるかを考えよう

ここまで読んでくれて、ありがとうございます。最後に、一番伝えたいことをまとめます。問うべきは「転職するか」ではなく「成長できるか」です。

焦って辞めない

まず、焦って辞めないこと。不満が爆発した勢いで決めると、たいてい後悔します。

転職は手段です。目的ではありません。勢いではなく、戦略で動く。これが大事です。

「今の決断は、焦りからではないか」と、自分に問いかけてみてください。

市場を見る

次に、市場を見ること。求人票を見る。市場価値を調べる。これは、辞めなくても今すぐできます。

市場を知れば、不安は減ります。自分の立ち位置が分かるからです。見えない不安が、見える現実に変わるのです。

今日、求人票を数件でも見ることから始めましょう。

選択肢を増やす

最後に、選択肢を増やすこと。これが結論です。

スキルを磨く。市場を知る。準備をする。すると、選べる自分になります。選択肢が多いほど、人生は楽になるのです。転職するもしないも、自由に選べます。

今日から、選択肢を増やす一歩を踏み出してみてください。

CTA|今日やること

最後に、今日からできることをまとめます。難しいことは、ひとつもありません。小さな一歩で十分です。

  • 求人票を10件見る
  • 職務経歴書を書いてみる
  • 今の会社の良い点・悪い点を書く
  • 転職するかではなく「選べる状態」を目指す

この4つを、順番にやってみましょう。やることは、こんなイメージです。

  1. まず求人票を眺めて、市場を知る
  2. 職務経歴書で、自分を棚卸しする
  3. 今の環境を、冷静に書き出す
  4. そして「選べる自分」を目指して動く

転職するかどうかは、その後で決めればいいのです。大事なのは、いつでも選べる自分になること。それだけで、毎日の不安はぐっと軽くなります。

次は「実務3年目までに身につけたい技術と考え方」を読んで、さらに市場価値を上げていきましょう。あなたのキャリアは、ここからもっと面白くなります。

Labite運営者 しゅう

しゅう

Webエンジニア | Labite運営者

未経験からWebエンジニアになり、PHP・Laravel・JavaScriptを用いた実務経験をもとに、学習・開発・キャリア情報を発信しています。

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