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AI時代にエンジニアが学ぶべきこと

AI時代にエンジニアが学ぶべきこと

この記事でわかることsummary

  • AIが得意なことと、苦手なことの具体的な違い
  • AI時代でも価値が上がるエンジニアの3つの条件
  • 未経験者・実務1〜3年目が今学ぶべきこと
  • 5年後も必要とされるエンジニアの共通点
  • 今日から始められるAI活用の具体的な4ステップ

正直、私もAIに焦っていた

ChatGPTがコードを書く時代になった

毎日コードを書いて、やっと少し慣れてきた。そう思った矢先に、AIが現れた。「自分の努力は、何だったのか」。そう感じた人は、きっと多いはずです。

ChatGPTに「ログイン機能を作って」と頼む。すると、数秒でコードが返ってくる。私が何時間も悩んだ処理を、AIは一瞬で書く。最初に見たとき、正直、手が止まりました。これまで積み上げてきたものが、急に古く見えたからです。

Claude CodeやCursorに衝撃を受けた

次に試したのが、Claude CodeやCursorでした。これは、AIがエディタの中で直接コードを書くツールです。指示を出すだけで、ファイルをまたいで修正してくれる。

「ここにバグがある」と伝える。するとAIが原因を探し、直し、説明まで書く。まるで、優秀な先輩が隣に座っているようでした。便利なのに、なぜか胸がざわつく。「この速さに、人間は勝てるのか」。そんな不安が頭をよぎりました。

「もう勉強しても意味がないのでは」と思った

一番きつかったのは、この気持ちです。「これだけAIが書けるなら、自分が学ぶ意味はあるのか」。学習へのやる気が、すっと冷めていく感覚がありました。

もし今、あなたが同じ不安を抱えているなら。その気持ちは、決して大げさではありません。むしろ、真剣に向き合っている証拠です。でも、結論から言うと、勉強は今でも意味があります。ここからは、私が実務で気づいた本当の話をします。まずは、最後まで読んでみてください。

でも実務で気づいたことがある

AIはコードを書ける

実務でAIを使い続けて、考えが変わりました。たしかに、AIはコードを書きます。それも、かなり上手に書きます。簡単な機能なら、私より速いくらいです。

だから最初は「もうダメかも」と思いました。でも、毎日使ううちに、ある事実に気づいたのです。それは、コードが書けることと、仕事が終わることは、別だということでした。

でも仕事は完成しない

AIにコードを書かせても、プロダクトは完成しませんでした。なぜか。AIは「何を作るべきか」を知らないからです。

たとえば「予約機能を作って」と頼む。AIはコードを返します。でも、キャンセルはどう扱うか。二重予約は防ぐのか。エラー時はどう見せるか。こうした判断は、AIには決められません。仕様を決めるのは、いつも人間でした。

エンジニアの仕事は実装だけではない

ここで、大事なことに気づきました。エンジニアの仕事は、コードを書くことだけではない。むしろ、書く前と後にこそ、本当の仕事があります。

何を作るか決める。優先順位をつける。チームと話す。リリース後の問題に対応する。これらは全部、人間の役割です。AIは道具であって、責任者ではありません。だから、不安なときほど、自分の仕事の全体を見てみてください。きっと、AIに奪えない部分が見えてきます。

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AIが得意なこと

コード生成

まず、敵を正しく知ることが大切です。AIが得意なことを、はっきりさせましょう。一番得意なのは、コード生成です。よくあるパターンの実装は、ほぼ任せられます。

ログイン処理、フォーム作成、APIの呼び出し。こうした「型のある作業」は、AIの独壇場です。ゼロから手で書く時間は、もう必要ありません。

リファクタリング

リファクタリングも得意です。これは、動くコードをきれいに整理する作業のことです。読みにくいコードを渡すと、AIは整った形に直してくれます。

変数名の改善や、重複の削除。こうした地道な作業を、一瞬で終わらせます。人間がやると面倒な部分を、AIは嫌がりません。

テスト作成

テストコードの作成も任せられます。テストとは、プログラムが正しく動くか確かめる仕組みです。書くのが面倒で、つい後回しにしがちな作業です。

AIに「このコードのテストを書いて」と頼む。すると、想定外のケースまで拾ってくれます。品質を保つ作業が、ぐっと楽になります。

ドキュメント要約

長い資料の要約も得意です。新しいツールの公式ドキュメントは、英語で何百ページもあります。全部読む時間は、なかなか取れません。

そこをAIに要約させれば、要点だけ素早くつかめます。作業のスピードは、確実に上がります。だからまず、得意な部分はどんどん任せましょう。空いた時間を、もっと大事なことに使うためです。

AIが苦手なこと

曖昧な要求の整理

次に、AIが苦手なことを見ます。ここに、エンジニアの価値が残ります。AIは、曖昧な要求の整理が苦手です。

たとえば、お客さんが「使いやすくして」と言う。この一言には、答えがありません。何が不便なのか。誰にとって使いやすいのか。この曖昧さを、形にできるのは人間だけです。

優先順位の判断

優先順位の判断も苦手です。やるべきことは、いつも山ほどあります。でも、時間は限られています。何を先にやるか。これは戦略の問題です。

AIは「全部やる方法」は教えてくれます。でも「今、何を捨てるべきか」は決められません。限られた資源の中で選ぶ判断は、経験のある人間の仕事です。

顧客とのコミュニケーション

人との対話も、AIには難しい領域です。顧客の本音は、言葉に出ないことが多いです。表情や、その場の空気を読む。これは人間にしかできません。

「本当は何に困っているのか」。それを聞き出す力は、技術以上に価値があります。信頼関係は、コードでは作れないからです。

ビジネス理解

ビジネスの理解も同じです。なぜこの機能が必要か。会社はどう儲けるのか。この背景がわかると、作るものの質が変わります。

AIは、目の前の指示には答えます。でも、事業の全体像は見ていません。だからこそ、ここを理解する人が強い。苦手な領域こそ、あなたの伸びしろです。意識して、一つずつ身につけていきましょう。

これから価値が上がるエンジニア① 設計できる人

実装はAIに任せられる

ここからは、強くなる人の特徴を話します。一つ目は、設計できる人です。実装、つまりコードを書く作業は、AIに任せられます。

もう、手を速く動かすだけでは差がつきません。タイピングの速さで勝負する時代は、終わりつつあります。では、どこで差がつくのか。答えは「設計」です。

設計は人間の仕事

設計とは、何を、どう組み立てるかを決めることです。家づくりでいえば、設計図を描く役割です。どんな部屋を作り、どうつなげるか。これを決めるのは、職人ではなく設計士です。

ソフトウェアも同じです。データをどう持つか。機能をどう分けるか。将来の変更にどう備えるか。この設計こそ、人間が担う中心の仕事になります。

なぜ設計力が重要になるのか

なぜ設計力が大事なのか。AIは、指示された部分はうまく書きます。でも、全体の構造までは見ていません。土台がもろいと、後で必ず崩れます。

良い設計があれば、AIへの指示も的確になります。結果、開発全体が速く、安定します。設計できる人は、AIを最大限に活かせる人です。今日から、コードの「全体図」を意識してみてください。それが、価値の差を生みます。

これから価値が上がるエンジニア② 課題解決できる人

ユーザーの悩みを理解する

二つ目は、課題を解決できる人です。そもそも、なぜコードを書くのか。誰かの悩みを解決するためです。技術は、目的ではなく手段です。

だから、まずユーザーの悩みを理解する。何に困り、何を求めているのか。ここを外すと、どんなに良いコードも無駄になります。技術より先に、人を見る。これが出発点です。

本質的な課題を見つける

次に、本質的な課題を見つけます。人が口にする要望は、表面的なことが多いです。「もっと速い馬がほしい」と言う人が、本当は「速く移動したい」だけ、ということもあります。

言われた通りに作るだけなら、AIでもできます。でも「本当の問題は何か」を掘り下げる。この力は、人間にしかありません。表面の言葉の奥を、見にいく姿勢が大切です。

解決策を考える

課題が見えたら、解決策を考えます。ここで初めて、技術の出番です。どんな機能で解決するか。どう実装するか。

この流れができる人は、強いです。なぜなら、価値の源を握っているからです。AIは解決策の候補は出せます。でも「どれを選ぶか」は人が決めます。課題から考える癖を、今日からつけましょう。

これから価値が上がるエンジニア③ AIを使いこなす人

AIを敵にしない

三つ目は、AIを使いこなす人です。まず大前提として、AIを敵にしないことです。「奪われる」と恐れている間は、何も前に進みません。

不安はわかります。私もそうでした。でも、恐れて避けるほど、差は開きます。AIは、戦う相手ではなく、組む相手です。この視点を持つだけで、未来は変わります。

AIを部下として使う

おすすめの考え方は、AIを部下として使うことです。優秀だけど、指示がないと動けない部下。そうイメージしてみてください。

「これをやって」と的確に指示を出す。出てきた成果をチェックし、直す。この使い方ができると、一人で何人分もの仕事が回せます。指示の質が、そのまま成果の質になります。

生産性を何倍にもする

使いこなせば、生産性は何倍にもなります。これまで一日かかった作業が、数時間で終わる。空いた時間を、設計や課題解決に回せます。

同じ一年でも、成長の差は大きく開きます。AIを使う人と、避ける人。その差は、これからどんどん広がります。だから、まずは触ること。今日、一つでもAIに仕事を任せてみてください。

未経験者は何を学ぶべきか

まず基礎を学ぶ理由

では、レベル別に何を学ぶか話します。まず未経験者へ。結論は「基礎を学ぶ」です。「AIがあるなら基礎はいらない」。そう思うかもしれません。でも、それは逆です。

基礎がないと、AIの出すコードが正しいか判断できません。間違いに気づけず、そのまま使ってしまう。基礎は、AIを疑える力の土台になります。

AI任せが危険な理由

AIに全部任せるのは、なぜ危険か。AIは、自信たっぷりに間違えることがあるからです。もっともらしいのに、動かないコード。これを見抜けないと、大きな事故につながります。

自分で理解していないコードは、直せません。問題が起きたとき、手も足も出なくなります。だから、最初こそ自分の頭で考える。この遠回りが、後で効きます。

理解と利用は別物

覚えておいてほしいことがあります。「使える」と「わかる」は、別物です。AIを使ってコードを動かすことは、誰でもできます。でも、なぜ動くかを説明できる人は、限られます。

この差が、数年後の実力を分けます。未経験のうちは、面倒でも基礎を理解する。それが、一番の近道です。焦らず、土台から積み上げていきましょう。

実務1〜3年目は何を学ぶべきか

設計

次に、実務1〜3年目の人へ。学ぶべきは、実装の「外側」です。まずは設計。目の前の機能だけでなく、全体の構造を考える練習をしましょう。

「なぜこの作りにしたのか」。先輩のコードを見て、理由を考える。この積み重ねが、設計力を育てます。

レビュー

レビューの力も大事です。レビューとは、他人のコードを確認することです。AIの書いたコードも、人のコードも、見て良し悪しを判断する。

この目が育つと、品質を守れる人になります。「ここは危ない」と気づける力。これは、書く力とは別の価値です。

業務理解

業務理解も忘れないでください。自分が作るものが、会社のどこで役立つか。それを知ると、提案ができるようになります。

言われたものを作る人から、提案する人へ。この一歩で、評価は大きく変わります。事業の視点を、少しずつ持ちましょう。

コミュニケーション

最後に、コミュニケーションです。技術者ほど、ここを軽く見がちです。でも、チームで働く以上、対話は欠かせません。

わからないことを聞く。考えを伝える。相手の意図をくむ。この力が、AI時代に最も価値を持ちます。1〜3年目こそ、実装の外側を磨きましょう。それが、あなたを替えのきかない人にします。

私がAI時代でも学習を続ける理由

技術は変わる

私が、今も学び続ける理由を話します。一つ目は、技術は必ず変わるからです。流行りの言語も、便利なツールも、数年で入れ替わります。

今学んだ技術が、5年後も使える保証はありません。だから「最新を追い続ける」だけでは、いつか息切れします。大事なのは、その先にあるものです。

本質は変わらない

二つ目は、本質は変わらないからです。技術は変わっても、根っこは同じです。課題を見つける。解決策を考える。人と協力する。

これらは、何年たっても色あせません。表面の技術より、本質を学ぶ。そう決めてから、学習が怖くなくなりました。土台があれば、新しい技術も怖くないのです。

学習力こそ最大の武器

そして三つ目。学習力こそ、最大の武器です。新しいものを学び続ける力。これさえあれば、どんな変化にも対応できます。

AIが進化しても、それを学んで使えばいい。変化は、脅威ではなくチャンスになります。学び方を学んだ人は、ずっと強い。だから私は、今日も学び続けます。

5年後に強いエンジニアとは

コードを書ける人ではない

では、5年後に強いのはどんな人か。一つ、はっきり言えることがあります。それは「ただコードを書ける人」ではない、ということです。

実装の速さは、AIが上回ります。手を動かすだけの価値は、下がっていきます。少し厳しいですが、これは現実です。

課題を解決できる人

強いのは、課題を解決できる人です。何が問題かを見つけ、答えを出す。技術は、そのための手段として使う。

この力を持つ人は、どんな時代でも必要とされます。なぜなら、世の中に課題は尽きないからです。解決する人には、いつも仕事があります。

AIと協働できる人

もう一つは、AIと協働できる人です。AIを部下のように使い、成果を何倍にもする。人にしかできない判断と、AIの速さを組み合わせる。

この二つを持つ人が、5年後の主役です。課題解決力と、AIとの協働力。この方向に、今から進んでおきましょう。

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まとめ|AIは脅威ではなく武器になる

AIを恐れない

最後に、伝えたいことをまとめます。まず、AIを恐れないこと。恐れている間は、不安が続くだけです。

AIは、あなたの仕事を奪う敵ではありません。正しく使えば、最強の味方になります。見方を変えれば、世界は変わります。

設計力を磨く

次に、設計力を磨くこと。実装はAIに任せ、人間は組み立てに集中する。何を、どう作るかを考える力です。

これは、AIには替えられない領域です。今日から、全体を見る視点を持ちましょう。

学習を止めない

そして、学習を止めないこと。技術は変わっても、学ぶ力は裏切りません。AIは脅威ではなく、武器です。使いこなす側に回りましょう。あなたの努力は、これからも報われます。

今日からやること

不安は、行動でしか消えません。最後に、今日から始められることをまとめます。難しいことは一つもありません。一つずつ試してみてください。

  1. ChatGPTを、業務や学習で使ってみる
  2. AIに、実際にコードを書かせてみる
  3. なぜそのコードになるのか、自分で考える
  4. 設計や要件定義に、興味を持ってみる

このうち、一つでも今日やってみる。それだけで、あなたはAIを使う側に回れます。焦りは、最初の一歩で消えていきます。まずは、気軽に触ることから始めましょう。

次回は「AIを使っても成長できる人、できない人の違い」を書きます。AIを使う人が増えた今、ここで大きな差がつきます。気になる方は、ぜひ次の記事も読んでみてください。

Labite運営者 しゅう

しゅう

Webエンジニア | Labite運営者

未経験からWebエンジニアになり、PHP・Laravel・JavaScriptを用いた実務経験をもとに、学習・開発・キャリア情報を発信しています。

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